電子工作パーツセット
QRP用 定K型 LPF 
1段を2個、または2段で使用して下さい。
50MHzは、1段は1個しか作れません。

 定K型 LPF 1段または2段の 7MHz、21MHz用です。
QP−7、QP−7a、QP−21のスプリアス削減に・・・
QPシリーズ用に考えています。
50MHzを追加しました。

使用するコンデンサ有りきで、コアへの巻き数をカット&トライで決めています。
(QPシリーズの提供は終了しています。)

QRP送信機のスプリアス軽減に使用出来ます

7MHz 2段  (試作時の参考データ)
   
21MHz 2段 (試作時の参考データ)
50MHz 2段 (試作時の参考データ)
   

新スプリアス基準に関する事
P−7/QP−7a、QP−21は、旧スプリアス規格時に設計をされています。
終段出力には、パイ型2段のLPFが入っています。Lのコアでインピーダンスの可変ができます。
空中線電力は、基本1Wですが、調整により、1W以上の出力を得られまる場合があります。

2Wの空中電力として考えると、1W超5W以下ですので、
新スプリアス規格の数値は、
「帯域外領域におけるスプリアス発射の強度の許容値は、50mW以下であり、
かつ、基本周波数の平均電力より40dB低い値。
ただし、単側波帯を使用する固定局及び陸上局(海岸局を除く)の送信設備にあっては、50dB低い値」
「プリアス領域における不要輻射の強度の許容値は、「基本周波数の搬送波電力より50μW以下」
です。

空中線電力2Wの場合の、スプリアス領域の許容値 50μWは、
基本波の搬送波電力より46dB低い値となります。

定K型LPFの減衰量は、
 1段の減衰量は、12〜13dB
 2段の減衰量は、25〜26dB
です。

手持ちの、QP−7で実測をして見ました。
空中戦電力 1.5Wで、
第2次波の減衰量は、46dB
第3次波の減衰量は 54dB
を計測しました。

手持ちの、QP−21実測をして見ました。
空中線電力 1.0Wで、
  第2次波の減衰量は、49dB
  第3次波の減衰量は、51dB
でした。
(測定器の公的機関での校正はしていません。)

このままでもかろうじて、規格をクリア出来るのですが、
1段の物を送信機の出力に挿入し調整をすれば、クリアできる物と考えます。
より確実にするためには、2段の物を挿入すれば、スプリアス領域における規格をクリアできると考えます。

測定器があれば、実際に測定をして、確認をしてください。
ローカルさんの助けを借りる事も大切かも。

「帯域外領域におけるスプリアス発射の強度」については、無線機そのものでの対応が必要です。 

申請に関しては、明確な告示等が有りません。
デマや噂に惑わされること無く、正式な告示が出るまで、しっかりと対策をしておきましょう。


自作の50MHz帯のQRP送信機の新スプリアス規格に関して、
スプリアス領域は、出力電力1W以下、1Wから50W、50W以上で数値が異なります。
 1W以下 基本周波数の搬送波電力より50μW以下。
 1W〜50W 基本周波数の搬送波電力より60dB低い値。
にしなければなりません。
 1W以下の規格は厳しくなりましたが、1W〜50W以下の規格は同じです。(少し矛盾が生じますが)

定K型LPFの減衰量は、
 1段の減衰量は、12〜13dB
 2段の減衰量は、25〜26dB
です。

 QRP機の場合、問題なく旧データでも申請は可能かと思いますが、
新規格を確実にクリアするため、1段の物を送信機の出力に挿入し調整をすれば、クリアできる物と考えます。
 より確実にするためには、2段の物を挿入すれば、スプリアス領域における規格をクリアできると考えます。

 測定器があれば、実際に測定をして、確認をしてください。
申請時にスペクトラムアナライザーでの測定時の写真ノン添付を要求される場合が有ります。
ローカルさんと助けをしながら自作を続けて下さい。

ご使用の状況によって選択をしてください。

「プリアス領域における不要輻射の強度の許容値」は、無線機そのものでの対応が必要です。



QRP用 定K型 LPF(7MHz) 
QRP用 定K型 LPF(21MHz)
QRP用 定K型 LPF(50MHz)



価 格 460円









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